Co.慶応 の『コケオ大学』

〜教育理念は「大人一人一人の自己実現を」〜

芸人のライバルは他の芸人じゃないよ!!!

どうもお勉強ラッパーCo.慶応です。 C  ^ ^ o

4月から色々と芸人としても活動させてもらってすごい感じたことを今日は記載。

芸人のライバルは他の芸人じゃない

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 まず10年以上前の就職説明会での話...

クレジットカード業界を志望していた自分はクレジットカード会社を片っ端から受けた。その時、JCBの説明会で言っていたことが未だに頭に残っているので引用。

 

JCB人事担当者:みなさん、クレジットカード業界のライバルは誰だと思いますか?

Aくん:VISAカードでしょうか?

Bさん:東京三菱UFJNICOSでしょうか?

Cくん:イオンクレジットですか?

JCB人事担当者:全部違います。答えは....(かっこよく溜めて)現金です。

 

会場のみんな、心にドーンとパンチラインをくらいました。w

 

この当時の日本のクレジット決済比率(全支払いにおけるクレジットカードの利用割合)は約12%。ちなみに海外は50%を超す国もある中、日本は遅れていた印象。(現在も断然遅れてる)
このような中、クレジットカード各社で12%を争うのではなく、残りの88%の支払いをクレジットカード支払いに変える方が圧倒的に効果が大きいと。
学生として生意気なコケオは”まぁそうだろうな”と思った。

 

これをお笑い界に当てはめると...

お笑いライブの場合、基本的にどれに出てもお客さん投票により勝敗が決まりその日のチャンピオンが決まる。それはそれで間違っていないし、とてもいいことだと思う。

 

ただそればかりをやらされるから、ライバルはやはりそのライブで勝てなかった芸人さんだけのように錯覚してしまう。ライバルはライバルなので当然切磋琢磨することは無駄でない。ただそこ"しか"見えていないと業界全体が沈んじゃうから問題提起。

 

 インターネット革命、特にスマホが普及してから余計顕著になった。

もはや、この世の中は"時間の奪い合い合戦"なのだ。

"お笑いのライブを見に行く"ということが"映画を見る"でもいいし、"Amazon Primeでドラマを見る"になるかもしれないし、極端な話"ZOZOでネットショッピング"するかもしれない。

 

芸人のライバルを他の芸人と捉えてもいいけど、それはクレジットカード会社でいう12%の少ないパイをみんなで取り合うことに近い。もはや芸人のライバルは全エンタメなんです。

 

言いたいことは...

全エンタメがライバルのこの時代、芸人同士がライバルと思うことより仲間と思って業界全体を盛り上げる方が絶対に一人一人の芸人の得になる。
実際に売れてる芸人さんと話すとこの視野の広さを持って行動してる人が多いように感じる。

 

僕は芸人活動もYouTube活動も作品を作ることが大好き。

だから同じ業界にいる人と多く絡んで仲間になっていい作品がもっと作れたら理想。

そう強く感じたので今日はこんなブログ!

 

芸人に限らず今の全社会に通じる考えだと思うんで、みんな同じ業界の仲間とはガッツリタッグを組んで頑張って欲しい。僕はそうする!よろしくっ!